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児童ポルノ根絶に向け法改正を!

 わが国でも売買などが禁じられている児童ポルノは幼い子供をはじめとした未成年者(18歳未満)を性的に虐待して製造されます。被害者の身体を汚し、心には一生癒えない傷を残して人生を狂わせるのですから、大変卑劣な犯罪です。しかも、ネット社会となった今は、画像が世界中を巡り、削除が実質不可能となっています。このため、被害者の苦しみは半永久的に続くことになりますから、もはや重罪と言うべきでしょう。

 この卑劣な犯罪が増加する原因の1つは、法律による規制が不十分だからです。児童ポルノの製造や売買は禁止していますが、単純所持や子どもの性的虐待を描いた漫画・アニメは野放し状態という、甘い法律になっているのです。

 所持を許すことは需要を認めることですから、製造や売買は根絶できるはずがありません。漫画・アニメを規制しないことは子どもを性的欲望の対象とする風潮を一層強めることにつながります。

 国際社会は、児童ポルノに厳しく対処する方針で動いています。漫画・アニメを禁止する国が増える一方、単純所持を禁止しないのは主要国首脳会議(G8)の中で日本とロシアだけです。このため、日本は児童ポルノ規制の“後進国”として、海外から強く非難されているのです。

 わが国で児童ポルノが氾濫する背景には、ルーズな性文化の影響もあります。江戸時代には性風俗を描いた浮世絵が流行し、今でもわいせつな漫画を電車内で堂々とめくっているサラリーマンを見かけますが、海外ではありえない光景です。そうした行為を恥ずかしいと思わない、またとがめない日本。児童ポルノは、わが国の乱れた性倫理に対し、強く反省を迫る課題でもあり、一日も早い法改正が望まれます。

グラフ

pdficonPDFファイル(155.1KB)