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今、改めて見直したい「期待される人間像」

 子供の教育の中でも、精神面の指針が最も必要とされる青少年期の教育は極めて重要です。その指針の一つとして、昭和41 年に中央教育審議会が打ち出した「期待される人間像」というものがあります。 青少年が、いかにその能力を向上させ人間性を育んでいくべきかをまとめたものです。

 「期待される人間像」は、「個人」として、まず自由であることを掲げ、「自由であり、自発的であるということは、勝手気ままにふるまうことでもなく、本能や衝動のままに動くことでもない」とし「自由は、みずから自分自身を律することができるところにあり、本能や衝動を純化し向上させることができるところにある」と述べ、自己抑制教育の重要性に触れています。

 また「家庭人」としては、「家庭は愛の場である。夫婦の愛、親子の愛、兄弟姉妹の愛、すべては愛の特定の現れにほかならない」と、家庭の意義を実現するよう訴えると共に、家庭を「いこいの場」とし、「教育の場」とするよう説き、親は子育てすることで自分を成長させるのである、と述べています。

 そのほか、社会人として「仕事に打ち込み」、国民として「正しい愛国心をもつ」よう指摘しています。

 今でも、指針として十分通用する内容です。中でも、家庭の果たす役割は大きく、三世代家庭が子育ての上でも有益です。核家族よりも子供の出生率が高いことが分かっています。

 家庭が子供にも親にも自分を成長させ、かつ心地よい場所となるよう、個人も、社会、国家も役割を果たすようにしていきたいものです。

グラフ

pdficonPDFファイル(305.4KB)