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結婚まで純潔は日本人の伝統的姿勢

 日本の婚外子の割合は2008年時点で2.1%であり、スウェーデンの54.7%、フランスの52.6%、デンマークの46.2%などと比べて非常に低い割合を示しています。
 30年前の時点でも婚外子の割合が高かったスウェーデン、デンマークをはじめ、フランス、イギリスを筆頭とする欧米諸国の婚外子の増え方には驚きを感じるほどです。
 この統計結果を見ても、世界の先進国のなかでも最も結婚制度を大切にしている国が日本であると言えるでしょう。

 伝統的にカトリック教会の影響が強く、結婚制度も重視されてきたフランスですが、1965年の段階では5.9%だった婚外子の割合が近年は増える一方、合計特殊出生率(女性が一生の間に生む子供の数、出生率)が2007年の時点で1.98と欧州の中でトップであり、出生率は上昇しているのです。

 一方、わが国では付き合っている男女の間でお腹の中に子供ができると、「出来ちゃった結婚」という形で正式に結婚するケースがほとんどです。
 言い換えれば、ティーンエイジャーが「望まない妊娠」をすれば、大半が人口妊娠中絶をします。婚外子の比率は先進国の中でも群を抜いて低いのですが、出生率も極めて低いという状況に陥りつつあります。

 日本の社会では、戦後しばらくは、お見合い結婚が主流でしたが、核家族化、地域社会の弱体化に加え、欧米流の「過激な性教育」が教育界に入り込み、結婚まで性交渉を控えるという考え方が押しやられてしまいました。
 しかし、戦後直後、文部科学省の方針は「純潔教育」だったのです。加えて、欧米では、同性結婚も増えていますが、人間の営みとして譲ることのできない制度が、男女の愛に基づく伝統的な結婚です。

 この結婚制度をしっかり維持できるのは、天皇・皇后両陛下が、その見本として国民の父母として振舞っておられる日本をおいてほかにはないでしょう。
 東日本大震災で、従来の大量生産、大量消費の時代は終わりを告げました。
 長い間の歴史の中で培われてきた質素倹約、結婚までは性交渉を控えるという日本人の伝統的姿勢を改めて再評価し、出生率も高めるように努めるべきではないでしょうか。

グラフ

pdficonPDFファイル(208.9KB)