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Pure Love キャンペーン

ピュアリティセミナー

日本での「純潔を中心とした人格教育プログラム」実現に向けて

写真1 1998年 5/22から6/27の毎週末、名古屋で「第1回ピュアリティセミナー」、8/22から8/29にかけて東京で「第2回ピュアリティセミナー」が開催されました。
 このセミナーでは、思春期の中高生が、ただ禁欲としての純潔を教わるのではなく、プログラムを通して主体的に共に考え、共に語り合いながら、『純潔とは喜びである』ということを理解することを目指して開催しています。
 このセミナーを通して、「純潔を中心とした人格教育プログラム」を実現させ、日本の若者全体に影響を与えていく構想です。


第1日:開講式、第1課「純潔とは」

 セミナー1日目、夕方から集った参加者たちは、開講式の後、自己紹介とゲームをしました。
 最初、緊張した面持ちだった中高生たちは、レクリエーションを通して、次第に打ち解けて行きました。
 続いて、第1課「純潔とは」で、現在世界各地で広がりつつある純潔運動についてビデオで紹介を受け、それぞれの学校での周囲の意識や倫理教育のあり方に関して話し合いました。そこでは、学校ごとに指導の方針がかなり違うこと、未成年が性体験を持つことに対して曖昧な指導しかされないこと、さらに性倫理を教えるべき教師の側に倫理道徳が確立されていない現実があることなど、様々な問題がセミナー生の間からあげられました。
 次にエイズの現状について模造紙を使って説明がありました。セミナー生同士の話し合いでは、性病への危険があるにも関わらず安易に性関係を持つ学生が多く、若者全体の間に後先を考えず今を楽しむ風潮が広がっていることが指摘されました。
 最後に、純潔肯定派と否定派の側に分かれて、ディベートゲームを行いました。その中でセミナー生たちは、純潔を守るかどうかという問題は、単にその場で済む問題ではなく、人間に対する見方や自らの人格、そして将来の幸福を左右する重大な問題だということを改めて実感していきました。そして、他の参加者と真剣に話し合う中で、さらにセミナーへの動機を深めていました。

写真2 写真3


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第2日:第2課「愛とは、好きとは?」、第3課「幸せな家庭」

写真4 2日目最初のセミナー「愛とは、好きとは?」では、最初に簡単なゲームを通して人生における愛の大切さに目を向け、続いて、アメリカでキリスト教会を中心に進められている「トゥルーラブ・ウェイツ」運動が紹介されました。この運動は、10代の若者、数千人が一度に集まって神の前に純潔と貞節を誓い、その証として純潔リングを指にはめ、やがて将来の結婚相手とそのリングを交換し合うというもので、セミナー生は真剣に聞き入り、「同世代の勇気ある行動に感動した」「なぜ日本ではこうした運動がないのか」などの感想がありました。

写真5 次に、愛とはなにか、愛と好きがどう違うのかについて話し合い、外面的な美しさや格好良さに惹かれるのは愛とは言えないこと、男性と女性では異性に対する捉え方が違うことなどが指摘されました。
 さらに、アメリカやイギリスの調査結果を通して、結婚前に同棲を経験するとかえって結婚後の関係が壊れやすいこと。安易に性関係に走ろうとする愛は、責任のない愛であり、本当の愛とは言えないこと。「愛します」という言葉と性関係とは、その相手が他の異性とは全く違った価値を持つことを表す唯一の手段であること。これらを学ぶ中で、複数と性関係をもち経験が多い方がより幸せになれる、というフリーセックス容認派の意見が間違っていることを理解していきました。

 2日目午後、第3課「幸せな家庭」では、愛に満たされた家庭がどれほど素晴らしいものかということ、また、その家庭は夫婦の愛を基盤に形作られることを学んでいきました。セミナー生からは、「自分もこのような家庭をつくりたい」などの感想がありました。さらに、世界で広がりつつある純潔運動とその考え方を学び、ディスカッションを通じて、純潔とは幸せになるための尊い選択であるという結論が出されました。


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第3日〜:第4課「エイズとは」、第5課「本当の自由とは」

写真6 3日目以降は、「エイズ」と「自由」をテーマに学びながら、最終日の研究発表に向けて各自がテーマを決め、準備を進めていきました。
 エイズとは」では、スライドを用いたレクチャーで、深刻化するエイズの現状について学びました。その中で、エイズに関して「エイズの怖さを本当の意味で知らなかった」「身近な問題として考えていなかった」と、真剣な感想が聞かれました。

写真7 次に、「本当の自由とは」で、ディスカッションを通して、自由には社会規範を外れた利己的自由と本来的な利他的自由とがあり、偽りの自由は規範を破壊して不幸をもたらすことを理解していきました。途中で、援助交際を容認する側と反対する側に分かれ、ディベートゲームを行いました。そこでは「援助交際をやっている人は自己正当化している」「社会全体が間違った風潮に影響を受けていることが問題」など意見が出されました。そして、一人ひとり自らが自己中心的な思いを超えて努力する中で、はじめて幸せな家庭が出来ることができるという結論が出されました。


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最終日:研究発表

 8月29日、セミナーのクライマックスである研究発表が行われました。セミナー生たちは数日前から仲間同士でリハーサルを繰り返し、当日は父兄や友達が集う中で、純潔の必要性を精一杯訴えました。セミナー生が、世界での純潔運動の進展やエイズの現状など、自ら調べ、考えた内容を堂々と訴えていく中で、会場全体が真剣に聞き入り、中には涙ぐむ父兄もありました。
 感動的な発表が終わると、セミナー生たちはPure Love 宣言を唱和し、互いに純潔であることを誓い合いました。
 PLA-Japanでは、この後さらに純潔教育プログラムを実践、全国的に展開していきます。

写真8 写真9


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メモリアル・スピーチ〜私の純潔宣言〜(抜粋)

「純潔の大切さ」 中学2年生・男子
 僕はこのセミナーで愛しているという言葉の意味を知りました。愛というのは永遠に続くものだということが解りました。もし僕があたり構わずに愛しているという言葉を使ったらどうなるでしょうか。そうなったら「愛している」と言う価値がなくなってしまうし、将来のパートナーに対して愛していると言っても、ウソになってしまいます。
 結婚前に性関係を持たないのは自分の喜びだけではなく、将来のパートナーにとっても相手が純潔を守ってくれたら嬉しいだろうし、僕も相手が純潔を守ってくれたらやっぱりうれしいので僕は純潔を守っていこうと思います。


「今までの自分と今の自分」 中学1年生・男子
 セミナーを通して、「愛とは、好きとは」ということについて話し合いました。愛とは、いろんな人に、簡単に使う言葉ではなく、自分が本当に愛している人だけに使う言葉であるということや、ケンカをしても愛があればまたその人を愛したくなるということを学びました。
 そして、学校で性に関する変なことを言っている友達に、「やめろよ」と言うことができました。その友達ともっと親しくなっていったら次のように言いたいです。「“あなたの為に純潔を守ってきました”と言われたら嬉しいと思わないか」。きっと友達はうれしいというでしょう。さらに「それなら君も純潔を守るべきだろう」と言います。


「純潔への道」 高校2年生・女子
 今回私はセミナーで高校生の目的というテーマで友達に「何のために生きている?」という質問をしてまとめました。その中で感じたのは、ほとんどの人が目的もなく、良き出会いがしたいと「合コン」へ行ったり、たとえ付き合っていても別の人を好きになったり……。「付き合う」ことに対して本当に簡単に考えていることが良く分かりました。極端に言えば、相手は誰でもいいという感じです。性関係の数も多く本当に深刻です。学校でエイズの話があったときも、みんな“自分はならない”と遠い病気として捉えています。
 純潔の大切さを知っている私たち自身が日本で純潔運動を展開していったら、幸せな国、世界への第一歩になっていくことを感じています。そして私も将来の為に自信を持って純潔を守っていきたいです。ありがとうございました。


「純潔への希望」 高校1年生・女子
 今回私は純潔について学校の友達などに聞いて調べてみて驚くことがたくさんありました。それは、一般で言われる“コギャル”のようにも見えない普通の友達が、不倫や援助交際を肯定するような意見を持っていたことです。性に対する価値観やモラルがとても低下していることを感じました。
 まさか自分の身近にいる友達が援助交際を肯定する意見を持っているなんて思いもしませんでした。誰にも迷惑かけていない、自分の体だから、お金がもらえるから……このように考えていることは本当に信じられず、このような考え方が普通になっていることが恐ろしいです。
 だからこそ、今回のセミナーで学んだエイズなどを例に挙げて、もっと多くの人に純潔について考えて欲しいし、純潔運動が日本にもっと展開していけたらと思いました。そして私自身も誘惑に負けることなく、このセミナーで感じた純潔の尊さを胸に純潔を守っていきたいと思います。


「セミナーに参加して」 中学3年・女子
 私はこのセミナーでいろいろなことを学びました。セミナーに参加する前は純潔の価値や大切さなどを深く知りませんでしたが、セミナーで皆の意見を聞くことができて勉強になりました。私はその中で日本、韓国、アメリカのPLAの活動について詳しく調べました。やっぱり、アメリカや韓国はすごくそういった活動が盛んで、みんな周りを気にせずやっていました。日本は他の国に較べると周りの反響が良くないので周りの目を気にしてしまうと思います。私だったら一番気にするのは友達の目です。でもPLAの行進を行う時、私たちが周りを気にしてやっていたら、ぜんぜん純潔の大切さなどが伝わらないと思うから、私もこれから参加する時はできるだけ堂々とやれたらいいと思っています。


「セミナーを通じて、今までの疑問の解決とこれからの純潔運動」 中学3年生・男子
 テレビでは、「不倫は人間の文化だ」と言っています。友達のお父さん、お母さんも別れたりしています。またある友達は「今は付き合っているけど飽きたら別れる」と言っていました。このような社会環境は悪いと思います。だから環境を良くしていくためにこれからの純潔運動をどのようにしたらいいか考えることにしました。特にいいと思ったのが2つあります。純潔映画・ビデオを作ること、月刊誌を出すことです。なぜかというと、今は情報化社会なのでみんなが見るしそれを通じていろいろな人達に広まると思ったからです。